こんばんわ!株式会社 kiwami 三鴨です。
自分の振り返りにもなるので、毎月note更新するのが楽しいんですが。日々、忙殺されて・・忘れがち。とは言え。
文章を書くのは好きなので、書いているうちに長くなります(笑)。
さて。今月のトピックですが・・・
弊社のホログラムデバイスである、HoloVaseで実現するホログラム型水槽、HoloRiumを開発しました!
弊社の”xR Cast”という製品が「未来のVRの店員さん」をコンセプトとしている都合もあり。いままで、わりとVRのキャラクタ(人型形容)をホログラムで出すことに特化してはいたものの・・・ふと。ある日・・・
これで水槽作ったら売れ・・もとい面白いんじゃね?
と、思い立ったが吉日。ホログラム水槽アプリの開発をはじめました。
僕ら、おっさん世代だと、AquaZoneというアプリが、Windows95あたりで流行った気もします。仮想のアクアリウム(水槽)をシュミレートするアプリで、いろんな魚がPCの画面の中で飼えるという代物でした。長く飼うと卵を生んで繁殖したりと、当時としてはかなり凝ったゲームだったと思います。ネオンテトラとコリドラスジュリーが標準でついていて、エンゼルフィッシュとか好みの魚はアイテム課金だったような・・興味ある人はググってみるべし。
あれが20年以上前かぁ・・・そりゃ自分も歳とるもんだよなと思いつつ、改めてホログラムという表現方法で自分が似たようなプロダクトに手をつけるとは思ってもみませんでした。
さて。昔と違って・・・3Dを作ったり、お魚を作ったりするハードルは格段に下がっていて。ネオンテトラのモデルとかも、弊社のエンジニアがちょちょいと作ってしまいました。
ベタにネオンテトラです。いや、ベタって言う名の魚もいるので厄介な表現ですね。ネオンテトラさんです。3Dモデル化したネオンテトラにリグを入れて魚っぽい動きができるようにしていきます。
で。いまのところ完成しているホログラムデバイスHoloVase用水槽アプリケーションHoloRiumはこんな感じ!(と・・毎回、ホログラム感が写真で伝わらないのが難点です・・汗)
ホログラムで空中を泳ぐ魚を指でつついたら、空中に波紋エフェクトが広がって魚が逃げるような機能もいま実装中です。
このプロダクト・・弊社のプロダクトHoloVaseと共に、某書店さんとかに置いていただく計画もございまして。近いうちに、どこかで目にする機会もあるかもしれません。
余談で・・・弊社のHoloVaseですが。先日、某大手企業様と打ち合わせしていたときに。これ・・弊社でも作ったんですが、なんで御社のは、こんなに明るく、キレイに見えるんですか?と驚かれましたが。ほんと、それは企業秘密です!(笑)
先月のnoteにも書いたのですが、実際のところ、一見なんの意図もないように見えるあらゆる部品の位置・精度・・・そして試作に試作を重ねた諸々を最終的にミニマルなプロダクトデザインに落とし込んだものっていうのは・・マネしづらいもので、もはや魔法に見えるはずです!たぶん(笑)
今回のタイトル、Android版のホログラムアプリにいちなんで、”Androidはホログラム魚の夢を見るか?”としてみましたが、ご存知、映画ブレードランナーの原作「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」をオマージュしてみました。ブレードランナーとアンドロイドとAndroidとNexusは僕らの世代ではなかなか小洒落たトリビアです。ちなみに、魚の夢は・・夢占いでは、金運・人間関係・恋愛などの運気の上昇を意味するとても良い夢だそう。
しかしまぁ。ワクチン摂取も始まり、周囲で・・受けたよ!とかいう話もちょちょい聞くようになりました。僕のような中年にも、ようやくお声がかかるようになってきました。これから日々熱くなってまいりますが、皆様もお体にお気をつけください!では、また次回。